Piano Lesson FAQ’s

海外在住の方や帰国子女の方は、長い間外国の文化や言語、習慣に触れて過ごしてきたため、日本での生活とは違う視点や経験を持っています。私自身も日本で生まれ育ちましたが、20年以上海外で生活してみて、日本に戻った時に戸惑うことが非常に多かったです。この感覚は、経験者の間で共有し共感できる独特なものだと感じています。

私自身だけでなく、帰国子女となった息子が新しい環境に目を輝かせる一方で、言葉や文化の壁に苦労する姿も見てきました。そのため、帰国子女のお子さんとそのご家族の気持ちをとてもよく理解しています。現在は3年目に入り、中学生となる息子を見守っています。

急な帰国や海外生活が決まり、ピアノを続けたいと思っていても、引っ越し先ですぐに相性の合う先生に巡り会えるかどうかは分かりません。当スタジオでは、そんな方々のために、対面レッスンの先生と出会うまでサポートを提供したいと考えています。

また、ご家族の都合で引っ越しが頻繁な場合、毎回先生を探し、数年後にまた同じ事の繰り返しになることもあります。その度に先生を探すと弾き方も違えば解釈も違うので大変です。引っ越しがピアノ離れのきっかけにならないよう、オンラインレッスンを長期的に受けていただいて、ピアノの上達のお手伝いをします。

海外在住の場合、日本語でレッスンを受けたいと思っても、近所に日本語で教えてくれる先生がいないこともあります。しかし、オンラインレッスンなら世界中のどこからでも日本語でピアノレッスンを受けることができます。

日本にお住まいの方も大歓迎です！

まずはじめに、オンラインレッスンの長所として、手のクローズアップや、上からなどの異なる角度からピアノ演奏の技術的な点をスクリーンに写すことができる点が挙げられます。対面レッスンでは手を真横から見る機会が限られるため、説明を加えながら実際の動きや形を見せることができるのは大きな利点です。

また、ピアノスタジオに複数のピアノを用意することが難しい場合でも、オンラインレッスンでは２台のピアノでレッスンができる点も長所です。アメリカに住んでいた際にはアップライトピアノとグランドピアノを用意しましたが、位置的な問題で不便を感じたこともありました。しかし、オンラインレッスンに切り替えることで生徒が演奏するピアノが2台目になり、レッスンの進行がスムーズになったと実感しています。生徒が練習する環境も把握できるので、これも有益な情報となっています。

最後に、ピアノを演奏することとは直接関係はありませんが、小さなお子さんを持つ保護者や忙しい方々にとって、ご自宅からレッスンを受ける事ができるのは大きなメリットです。対面レッスンだと渋滞や予定の変更でレッスンに参加できない場合もありますが、オンラインレッスンならそれらの問題を軽減でき、休まずに受講できる機会が増えます。

対面の楽器レッスンは確かに生の音を聴いて生徒が多くのことを学ぶことができ、講師も生徒の演奏に対して直接アドバイスをすることができる点で優れています。オンラインレッスンには限界があることも理解していますが、実際に多くの生徒がオンラインで上達しているのを見てきましたし、ローカルの音楽祭で賞を受賞した生徒もいます。そのため、生徒と親御様、そして講師と協力して、オンラインレッスンでも可能性を広げることは十分にあります。

毎週のレッスンを通じて、生徒の癖や課題を把握することができますし、オンラインでも生徒の演奏に対して音色やフレージングについてのアドバイスを画面を通して行うことができます。前述のように、対面が難しい方々にとっては、オンラインレッスンをうまく活用することで、対面と同じようなペースで上達し、音楽的な演奏が可能になることを確認しています。

レッスン料は一回ずつ、毎月初めにまとめてお納めいただいています。未就学児は30分から、小学生は45分からレッスンしております。課題が多く時間が足りない場合、60分〜のレッスンにしていただいています。詳しいレッスン料につきましては、お問い合わせください。

英語でもレッスン可能です。両方使うレッスンでも大丈夫ですよ！

対面でのレッスンも可能です。日本に戻って3年目に入りましたが、リモートレッスンをしていたので対面では募集しませんでした。けれども、対面の生徒さんも大歓迎です。

海外在住の方でも、帰国中に対面レッスンを希望される生徒さんもいらっしゃいますので、遠慮なくご相談ください。

現在は発表会をオンラインで行っていますが、将来的に、場合によっては会場を借りて集まる形式での発表会も考えています。生徒の皆さんが自信を持って演奏を披露できるよう、さまざまな形式での発表の機会を提供していきたいと考えています。